続 ・ たかがリウマチ、じたばたしない。

このブログは「たかがリウマチ、じたばたしない。」の続きです。喰うために生活することも、病気でいることも闘いです。その力を抜くこと、息を抜くことに関心があります。

2020-01-01から1年間の記事一覧

「29歳のクリスマス」の頃

ξ クリスマスの女王と言われてきたマライア・キャリーのクリスマス特番が公開されている。 https://jp.reuters.com/video/watch/idOWjpvC837K0OTRRM2TTSBZB7OVVXUJR theriver.jp 1994年のTVドラマ「29歳のクリスマス」は、この「恋人たちのクリスマス」(1…

ぎょうざの満洲、にて 

ξ ぎょうざの満洲は、調べると埼玉、東京など関東を中心に店舗展開している中華料理チェーンである。 魚介も鳥も豚も、ごたまぜにした、さあ、どーだ、凄いだろう!! という異様な濃厚スープを売りにしたようなラーメン店の味とはまったく違っている。 こう…

グールドの「2声と3声のインヴェンション」

真夜中の「2声と3声のインヴェンション」 グレン・グールドのバッハのピアノ曲は、自分の息遣い(いや歌声か)に合わせてテンポを自在に動かしてしまうところがあり目(いや耳か)が離せない。 それはひどく孤独だが、人を拒絶する偏屈な孤高さはまったく…

恋、こひ、孤悲とは何だろう

ξ 以前、アニメ『言の葉の庭』予告編で、「恋、こひ」に「孤悲」という当て字をしているのを見た。 おお、これ、なかなかいいね、と思ったが、その関連記事*1を書こうとして、万葉集に関する本を読んでいたら 「こひ」という古代日本語に、万葉の時代には漢…

トランプ 対 バイデン

ξ 来年の正月は、ワタシの兄弟やその子供らが集まるのをやめることにした。 誰かが風邪や旅行で不都合な年以外では初めて中止になる。 すでに親は喪っているが、それでも年末から正月くらいは一部の兄弟が集まるようになっていた。 東京で200人/日くらい…

映画「メッセージ」を観て、少しわかったこと

ξ ワタシたちは過去と未来のはざまにある中間的な現在を生きているはずである。 現在は、外界のできごと(環境)や人間の不可避の生物的自然(身体)や個々の意思決定(心)が折り重なるプロセスとしてある。 だから当然、未来は現在つくられている、未来は…

「人間は負けるようにできている。」

ξ 黒人男性が真っ昼間、白人警官に拘束され殺害された事件を発端に、全米各都市で巻き起こった抗議活動Black Lives Matter のさなかにも、いくつも同様の事件が続いた。 これが図らずも大統領選のトランプとバイデンの明確な主張の違いにもなっている。 トラ…

大事にしなくちゃ! という親愛の感情

ξ 記憶では、中学生の頃は少年や少女がもっとも劇的に変化していく時期である。 女子は、身体的にまだ両性といった印象がある。 少女のなかに、まだ少年が居る。 女子に卓球やテニスを挑んでも、強い球筋にボロ負けすることがある。 バスケットの女子チーム…

縄文的なもの、ケルト的なもの

ξ 時々ワタシがウォーキングをする遊歩道の、木陰のベンチに並んで座り、赤い「本麒麟」を開けている老夫婦を見かけた。 こういういくらかくたびれた感じのする老夫婦を見るのは嫌いではない。 もう十分生き切った二人が残余の人生を慈しんでいる時間のよう…

大事な恋人がいれば解決してしまう不自由もある

ξ 新型コロナ騒ぎが続くと、人間世界のディストピアが大好きな終末論者は 人と人とが<非接触>となる未来を妄想し 夜の繁華街、旅行旅館業、その他接客商売はもう終わり ライブハウス、コンサート、その他芸能イベントはもう終わり スポーツ観戦、冠婚葬祭…