続 ・ たかがリウマチ、じたばたしない。

このブログは「たかがリウマチ、じたばたしない。」の続きです。喰うために生活することも、病気でいることも闘いです。その力を抜くこと、息を抜くことに関心があります。

若い世代の昭和歌謡ランキングに思う

NHK紅白に権威があった頃 <紅白>は、ことしで11回目を迎える。 はじめのころは、年末を東京で過ごす人だけに、出演の交渉をした。 もともと、レコード会社では、年末年始には、有力歌手を地方に派遣して、宣伝につとめたものである。 が、テレビの普及で地…

歩くときの腰の痛み、足の痛みの解消法

ξ 毎日になることは避けていますが、およそ1時間のウォーキングは頻繁にやってきました。 2018~2019年にかけて関節リウマチが再発(再燃)してからはゴルフは中断、また右前腕・手首の腫れ・熱感・痛みがはっきりしだしてからは軽量ダンベル体操も中断して…

薬が飲みにくい、こうすれば錠剤は飲みやすくなる

ξ 慢性疾患なので日常的な小さな闘病の工夫はいろいろあり、いまでも有効で継続していることもたくさんあります。*1 最近、薬(錠剤)が飲みにくいことに気付きました。 口のなかに薬がコロコロいつまでもころがっていて、水だけが咽喉に流れ、薬は相変わら…

桜ファンタジー

ξ 近所の公園にウォーキングに行くと、ランドセルを持って正装した親子に幾組も出会う。 この4月の新一年生の記念写真というわけだ。 入学式の頃はもちろん桜は散っているだろう。 だから3月中に、という親心だ。 映画やTVドラマを思い出すと 春、桜がハラ…

ケルトの「光」と「闇」の共存について

ξ 善と悪、光と闇、天使と悪魔といった対立する二元論は、無信仰のワタシにはサブカルチャー(エンターテインメント)の世界のありふれた空想にしかみえませんでした。*1 人はそもそも、善も悪もない、光も闇もない、天使も悪魔も無関係な場所で生まれたはず…

続 ・ 拡大する富裕層・非富裕層格差について思うこと

これは 拡大する富裕層・非富裕層格差について思うこと の続きです。 ξ 昨年、麻生副総理がコロナ対策の10万円特別定額給付金について、「その分だけ貯金が増えた」だけと言い、消費喚起効果は限定的(よってさらなる給付金はあり得ない)といった趣旨の発言…

拡大する富裕層・非富裕層格差について思うこと

ξ 年が明けて景気のよいニュースが並んでいました。 日経平均株価 終値 648円高の2万8139円 約30年5か月ぶりの高値 | 株価・為替 | NHKニュース ニューヨーク株式市場 ダウ平均株価最高値更新 | 株価・為替 | NHKニュース ビットコイン、初の3万ドル台 2020…

「岐路に立つアメリカと世界」 ~ トランプは彼に対するクーデターを退けることができるか

ξ そもそもアメリカ大統領がバイデンだろうとトランプだろうとアメリカ庶民(中の下以下)の暮らしの重苦しさには届かない、変わりようがないと思ってきました。 一方、アメリカ大統領選挙を巡るTVニュースは トランプが今回の選挙不正を訴える動きをみせ…

「29歳のクリスマス」の頃

ξ クリスマスの女王と言われてきたマライア・キャリーのクリスマス特番が公開されている。 https://jp.reuters.com/video/watch/idOWjpvC837K0OTRRM2TTSBZB7OVVXUJR theriver.jp 1994年のTVドラマ「29歳のクリスマス」は、この「恋人たちのクリスマス」(1…

ぎょうざの満洲、にて 

ξ ぎょうざの満洲は、調べると埼玉、東京など関東を中心に店舗展開している中華料理チェーンである。 魚介も鳥も豚も、ごたまぜにした、さあ、どーだ、凄いだろう!! という異様な濃厚スープを売りにしたようなラーメン店の味とはまったく違っている。 こう…

グールドの「2声と3声のインヴェンション」

真夜中の「2声と3声のインヴェンション」 グレン・グールドのバッハのピアノ曲は、自分の息遣い(いや歌声か)に合わせてテンポを自在に動かしてしまうところがあり目(いや耳か)が離せない。 それはひどく孤独だが、人を拒絶する偏屈な孤高さはまったく…

恋、こひ、孤悲とは何だろう

ξ 以前、アニメ『言の葉の庭』予告編で、「恋、こひ」に「孤悲」という当て字をしているのを見た。 おお、これ、なかなかいいね、と思ったが、その関連記事*1を書こうとして、万葉集に関する本を読んでいたら 「こひ」という古代日本語に、万葉の時代には漢…

トランプ 対 バイデン

ξ 来年の正月は、ワタシの兄弟やその子供らが集まるのをやめることにした。 誰かが風邪や旅行で不都合な年以外では初めて中止になる。 すでに親は喪っているが、それでも年末から正月くらいは一部の兄弟が集まるようになっていた。 東京で200人/日くらい…

映画「メッセージ」を観て、少しわかったこと

ξ ワタシたちは過去と未来のはざまにある中間的な現在を生きているはずである。 現在は、外界のできごと(環境)や人間の不可避の生物的自然(身体)や個々の意思決定(心)が折り重なるプロセスとしてある。 だから当然、未来は現在つくられている、未来は…

「人間は負けるようにできている。」

ξ 黒人男性が真っ昼間、白人警官に拘束され殺害された事件を発端に、全米各都市で巻き起こった抗議活動Black Lives Matter のさなかにも、いくつも同様の事件が続いた。 これが図らずも大統領選のトランプとバイデンの明確な主張の違いにもなっている。 トラ…

大事にしなくちゃ! という親愛の感情

ξ 記憶では、中学生の頃は少年や少女がもっとも劇的に変化していく時期である。 女子は、身体的にまだ両性といった印象がある。 少女のなかに、まだ少年が居る。 女子に卓球やテニスを挑んでも、強い球筋にボロ負けすることがある。 バスケットの女子チーム…

縄文的なもの、ケルト的なもの

ξ 時々ワタシがウォーキングをする遊歩道の、木陰のベンチに並んで座り、赤い「本麒麟」を開けている老夫婦を見かけた。 こういういくらかくたびれた感じのする老夫婦を見るのは嫌いではない。 もう十分生き切った二人が残余の人生を慈しんでいる時間のよう…

大事な恋人がいれば解決してしまう不自由もある

ξ 新型コロナ騒ぎが続くと、人間世界のディストピアが大好きな終末論者は 人と人とが<非接触>となる未来を妄想し 夜の繁華街、旅行旅館業、その他接客商売はもう終わり ライブハウス、コンサート、その他芸能イベントはもう終わり スポーツ観戦、冠婚葬祭…